日韓友好のため韓国の新聞を読もう

「先生の日」 教師への袖の下が慣習化

朝鮮日報 2005/05/03 20:15

「先生の日」 教師への付け届け最低額は10万ウォン

 「先生の日」に合わせて、一部教師は保護者から寸志(ここでは教師に渡す心づけの意)を受け取っており、寸志のうち最も多かったのは現金で、その最低額は10万ウォン、主に午後3時頃、教室で渡されていることがわかった。

 腐敗防止委員会は3日、昨年5月の「先生の日」の前後に、寸志を受け取って摘発された教師128人の事例を分析した結果、11.7%にあたる15人が10〜100万ウォンの現金を受け取っていたと伝えた。次に多かったのが商品券の11人で、他に純金のブレスレットや洋酒、外国製の化粧品、栄養剤、ワインなども多かった。

 寸志を受け取った時間帯は午後3時が7件、午後2〜4時の間が18件だった。受け取った場所は教室が13件と最も多く、次が校内、教師の自宅、研究室などだった。

 保護者会などの自主組織が不法に集めた賛助金を受け渡ししたケースも摘発された。某小学校のサッカー部の担当教師は、マンション購入費や遠征訓練費用、名節(旧正月や旧盆といった伝統的な祝日)休暇費用などの名目で3000万ウォンもの金を受け取っていた。

キム・ホンジン記者 mailer@chosun.com

朝鮮日報 2006/02/04 08:51

韓国で教師への「袖の下」がなくならないワケ

 釜山地域の学校に通う保護者の半分以上は、法に背いても処罰を受けないか軽い処罰にとどまっているために賄賂や寸志(チョンジ、教師に両親が金品を渡すこと)がなくならないと感じているという調査結果が出た。

 3日、釜山市教育庁によると、昨年11月から2か月間、釜山地域の学校に通う保護者866人を対象に「反腐敗意識アンケート調査」を行った結果、保護者の64.8%がこのように答え、厳しい法の制定が急がれることが分かった。

 また、保護者の33.6%が「教育界が一般社会より腐敗している」と答え、30.1%が「そうではない」と答えるなど、教育界に対する不信感が依然高いことが分かった。

 57.6%の保護者は腐敗の理由として「自分の子どものことだけを考える利己主義」を挙げ、66.2%は「教師への寸志などを厳しく処罰する法が必要」と答えた。

 このほか、83.7%の保護者が「子どもたちに反腐敗意識の教育が必要」と答え、69.4%の保護者は「寸志や不正・腐敗を告発した人は称賛されるべき」とした。

 一方、市の教育庁はこのアンケート調査の結果をもとに、公職、小中高の生徒たち、その保護者などすべての分野に対する「反腐敗教育体制」を整え、今年を「腐敗ゼロ」の年にする方針だ。

参考記事