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他の受験生の願書受付を妨害するためサイバーテロ

朝鮮日報 2006/02/13 07:21

【社説】願書受付妨害したサイバー世代のエゴイズム

 昨年末、大学新入生募集願書受け付けの代行サイトが麻ひし、締め切りの日付が延長される大きな混乱が起きたのは、一部の受験生のサイバーテロのためだったことが、ソウル警察庁の捜査によって明らかになった。

 先に受け付けを済ませた受験生が、他の受験生の受け付けを妨害しようと、インターネット上に出回っている反復アクセスが可能なソフトウェアを利用してサイトを猛攻撃し、サーバーコンピューターをダウンさせたという。こうした犯罪に加わった受験生は約1000人におよび、このうち単独で2万回もアクセスしたケースもあったという。

 純粋な精神を持つべき青少年の人性と倫理意識がこのように荒廃していることにただ驚かされ、惨たんたる気持ちにさせられる。他人の人生を台無しにしかねないことを、甚だしくは「いたずら半分でやった」と打ち明ける一部の受験生には、少しの罪悪感さえ見られない。

 自らが生き残るため、まよわず他人を危機に陥れる非情な風潮が、いつのまにか育ち盛りの世代にまで深く根を降ろしているようだ。われわれの学校と家庭が、幼い頃から道徳心よりし烈な競争社会で生き残るために必要な弱肉強食の論理だけを植え付けているのではないか、この辺で真剣に振り返ってみるべきだ。

 インターネットを利用するシステムは大学受験だけでなく、公務員や各種の資格試験の受け付け、役所の文書発給、金融取引の証明など社会の全分野に拡大している。今回のサイバーテロは、いつ、どこでも再発しかねない上、ひとたび発生するとその被害の範囲や規模は予測できない。従って倫理教育の強化などの抜本的処方箋と並行し、法と制度による現実的予備策にも万全を期す必要がある。

 とりわけ、模倣犯罪や集団心理の傾向が強いサイバー犯罪の特性上、厳しく罰する慣例を確立することが重要だ。昨年、ハーバード大学をはじめとする米国の有名経営大学院が、単なる内部の受験管理サイトを覗き込もうとしたという理由だけで、およそ200人のMBA志願者の合格を厳然と取り消しにした例もある。

 日増しに進化するサイバーテロに立ち向かうソフトウェアの開発など「IT大国」の名に相応しい技術力を育むためにも国家的投資を惜しむべきではない。

朝鮮日報  2006/02/13 11:04

大学願書受付妨害した受験生25人、合格取消へ

 昨年末、大学入試願書受付代行サイトをハッキング行為でマヒさせた受験生のうち、大学に合格した25人は、合格が取り消されたり、懲戒除籍されたりする見込みだ。

 教育部関係者は12日、「今回の事件への加担が疑われている学生のほとんどは大学入試合格者や補欠合格者だ。警察の捜査が終わり次第加担者のリストを譲り受け各大学に伝達する。各校が適切な措置を取ることを期待する」と述べた。

 これにより、延世大・漢陽大・ソウル市立大・地方国公立大などハッキング行為に加担した学生が合格したり補欠合格したりした大学は合格を取り消すものと見られている。リストが入学式後に渡された場合は、学則にしたがって除籍などの懲戒処分を行う可能性が高い。

 今月10日、ソウル警察庁サイバー捜査隊は昨年12月末の大学入試定時募集願書受付代行サイトのサーバーをアクセス不能状態に陥らせた容疑(業務妨害)で34人を書類送検、これに使用されたプログラムを作製・流布した容疑で4人を立件した。

 今回事件に加わった容疑を受けている学生33人のうち、32人が大学入試受験生で、このうち25人は今年大学に合格、6人は補欠合格者リストに入っている。

朝鮮日報 2005/12/28 16:20

大学願書締切日の受付サイト、サーバーのダウン相次ぐ
各大学で締切時間延長

 2006年度の大学入試願書受付締め切り日の28日、大学の願書受付サイトのサーバーが連鎖的にダウンし、4時間以上接続できなくなるなどのトラブルが発生した。

 同日午前9時40分ごろ、各大学のホームページ内に開設された願書受付サイトに受験生が殺到し、サーバーが相次いでダウンした。

 このため午前中で願書締め切りを予定していた延世大・西江大・漢陽大などは午後5時に、午後3時締め切りを予定していた梨花女子大は午後7時にそれぞれ受け付け締め切り時間を延長した。

参考記事