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在日認定

中央日報 2002.01.02 13:09:18

【インタビュー】中田「日本の決勝トーナメント進出可能性ある」

 日本は、ワールドカップ(W杯)で少なくとも3兆1000億円相当の景気浮揚効果が発生すると発表している。予選で脱落した場合が3兆1828億円であり、ベスト8に進出した場合は3兆3049億円とこれより1221億円増えることになる。

 この1兆2000億ウォンの差額を握る男がクリスマスに東京へ戻って来た。

 「日本サッカーの英雄」「天才ミッドフィルダー」の中田英寿(25、パルマ)である。

 クリスマスの12月25日、高さ333メートルの東京タワー前にあるアメリカンクラブ。

 マスコミ嫌いの中田がおよそ10人の外信記者だけを招いて行った異例の席だった。記者は韓国を代表して招待状を受けた。午後5時半。スーツ、ワイシャツ、ネクタイを黒で統一した中田が姿を現した。お茶を飲みながら軽い談笑を交わしたが、英語がかなりの水準だった。記者が「韓国でもあなたのファンクラブ会員が1000人を超える」と伝えると、意外という表情で目を大きくしながら喜んだ。


 −−日本代表チームはどんな状況か。

 「フィリップ・トルシエ監督は個人技よりチームワークを強調する。またアフリカのチームのような強い体力も要求する。選手らは監督の要求にこたえるため、絶えず自分自身を鍛えてきた。また、強豪チームとの試合で多くのものを得ることができた」

 −−日本の決勝トーナメント進出は可能か。

 「可能性はある。スポーツは意外性が魅力であり、特にサッカーはその魅力が多い種目ではないだろうか。歴代W杯でも予想を覆す結果がたくさんある。今回も多くの番狂わせがあるとみている。

 記者が「日本の決勝トーナメントの可能性を45%、韓国を40%と予想する新聞報道を見た」と話すと、中田が「45%と40%にはほとんど差がないと思う」と答え、笑いが生じた。

 −−日本は比較的弱いチームと、韓国は強いチームと同じ組に編成されたという評価があるが。

 「98年の仏W杯で日本がアルゼンチン・ジャマイカ・クロアチアと同組になると『1勝はできる」という予想が出てきた。しかし結果は3敗だった。韓国もこれまで1勝も挙げることができなかった。W杯では組編成で結果を予想するのは非常に難しく、また意味もない」


 中田が「サッカー以外の質問をしてほしい」と話すと、あるヨーロッパの記者が、最近天皇陛下が日本の皇室と百済との関連性について言及した事実を取り上げながら「あなたが韓国系だといううわさがあるが...」と尋ねた。

 すると中田側の関係者が出てきて「それはデマにすぎない」と質問を断ち切り、異様な空気が漂った。中田は妙な笑みを浮かべて「そんな話は聞いたことがない」と語った。そして「素敵な女性がいるのなら韓国に行きたい」と冗談を飛ばした。爆笑が起こるなか、記者らに「早くいい人を紹介してほしい」と伝えた。異様な雰囲気は即座に収拾され、またサッカーの話に戻った。


 −−トルシエ監督の赴任で日本のチームが変わった点は。

 「彼はいつも選手らの団結を強調する。競技場の中だけでなく、外でもそうすべきだと話す。そのせいか選手らの間でも一体感が出てきた」

 −−前回のW杯と今年のW杯を比較すると。

 「94年の米大会を見ながら『次の大会には自分たちが本戦に出る」と誓った。98年に初めてW杯の舞台に立った時、緊張して考えずにプレーをした。今回はホームなので気楽に試合に臨めると思う」

 −−あなたはマスコミ嫌いといわれているが。

 「日本のマスコミは誇張・偏見が多くて嫌いだ。私はホームページを通じてファンと対話し、多くの情報をやりとりしている。一日に1000通以上のeメールがもらうが、毎日3〜4時間ほど読んで返事を書いている」

 時間はいつの間にか約束の7時を過ぎたが、ヒデ(中田の愛称)は自分が気になっていることを逆に記者らに質問した。W杯の入場券の価格、韓日共同開催の問題点から米同時テロ事件、パレスチナ問題に至るまで、彼の関心の範囲は広かった。

 彼は引退後、大学で心理学を勉強してみたいと述べ、5カ国語を使えるようになりたいと語った。彼はイタリア語でのインタビューも可能という。2001年のクリスマスの夕方、「サッカーの天才」中田の真の姿を見た。それは世の中に向けて開いた心と目標に向かって自分自身を投じる情熱に満ちた姿だった。

鄭栄在(チョン・ヨンジェ)記者

中央日報 2002.10.28 20:55:33

「日本の法華宗の宗祖は朝鮮の王孫」

 朝鮮(1392〜1910)時代第14代王・宣祖(ソンジョ、1552〜1608、在位1567〜1608)の孫が、文禄の役(1592〜1598)のあった1593年、日本に人質として連れて行かれたが、著名な僧侶になった後、故国への思いで苦しみ、死を迎えたという見方が発表された。

 宣祖の長男である臨海君(イムヘグン、1574〜1609)の息子、太雄(テウン、1589〜1665)がその主人公だ。日蓮宗と呼ばれる日本の法華宗の代表的な高僧に挙げられる日延(イルヨン)僧侶がこの太雄なのだという。

 円光(ウォングァン)大学韓国文化学科の梁銀容(ヤン・ウンヨン)教授はこのように、朝鮮の歴史ではまだ記録史料が発見されていない主張を述べ、学界などでは議論が広がる見方もある。

 臨海君は兄である光海君(クァンヘグン、1575〜1641、在位1608〜1623)によって、逆謀罪にされ死刑されている。「朝鮮王朝実録」などに、臨海君についての記録は出てくるものの、その息子の日延についての言及は見られない。したがって、梁教授の主張が事実ならば、400年前に欠落した王家の歴史が新しく糾明されることになる。

 日本で8年間にわたって、仏教思想史について勉強した梁教授は「日延僧侶の還国推進委員会」の会長を務めており、今月23日、日本の妙安寺に安置されてあった日延の顔像を1カ月間借りてくる形で韓国に持ち込み、全羅北道全州(チョンラブクド・チョンジュ)の金山寺(クムサンサ)に安置した。日延の顔像を真似て、韓国のイチョウで全身像を作り、25日、金山寺にも安置した。

?泳大(ぺ・ヨンデ)記者 <balance@joongang.co.kr>

関連サイト
 在日認定(Wikipedia)
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