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「金正日がノーベル平和賞を受賞できなかったのは米国のせい」

中央日報 2005.10.16 19:28:56

張時基副教授「金正日総書記、米国のせいでノーベル平和賞共同受賞できず」

 「金日成(キム・イルソン)は偉大な近代的指導者」という発言で波紋を起こした張時基(チャン・シギ)東国(トングック)大副教授が、今回はいわゆる「米国帝国主義の操り人形」らが姜禎求(カン・ジョング)教授を魔女狩りしていると主張した。

 張教授は15日夜、民教協(民主化のための全国教授協議会)ホームページに掲載したコメントに「(守旧勢力らが)昨年は近代と脱近代の過程で民主化と統一運動に身を置いて37年ぶりに故国を訪れた在ドイツ学者宋斗律(ソン・ドゥユル)教授を赤に仕立てて国外に追い出せば、今回は韓半島近代史研究に没頭する姜禎求(カン・ジョング)教授を赤にしている」と主張した。

 現在、南アフリカ共和国に滞留中である張教授はこのコメントで「350年の白黒対立は解決されたのに、韓半島の南北対立を平和的に解決できない理由がどこにあるのか」と反問した後「脱近代の過程に進む最大の障害物は米国帝国主義の操り人形役割をしながらもっぱら文と言葉でしか行動できない知識人の魔女狩りを行っている守旧勢力ら」と主張した。

 一方、張教授はこの中で「6.15南北共同宣言」を南アフリカの白黒対立解決にたとえながら「(クラーク氏とマンデラ氏のように)韓半島の2人の指導者も当然ノーベル平和賞共同受賞者にならなければならなかったが、依然として米国の影響が作用し、金大中(キム・デジュン)大統領だけ受賞した」と主張し、注目を集めた。

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