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一攫千金主義 杜撰な公演計画

中央日報 2005.09.23 19:28:37

【社説】不渡りを出す公演計画、国際的な恥さらし

 音楽愛好家が待ちに待っていた大型コンサートがキャンセルとなる事態が相次いでいる。 世界的な映画音楽作曲家エンニオ・モリコーネ氏の来韓初公演が公演2日前に突然中止になったほか、韓国独立音楽の象徴ソ・テジが来月に計画していた国際ロックフェスティバルがキャンセルとなった。 日程を確認し、ポケットをはたいて前売り券を購入した観客は呆気にとられている。

 表面に表れた問題はお金だ。 エンニオ・モリコーネ氏の公演を準備した企画会社は出演料の残金を支払えず、モリコーネ氏側からは韓国行き飛行機に乗らなかったという一方的な通報を受けた。 一等席35万ウォン(約3万5000円)のチケットの4割程度が売れたが、企画会社側は残りのお金を支払えなかった。 ソ・テジ・カンパニーが準備したロックフェスティバルも資金不足が原因でキャンセルとなった。

 大きな国際音楽会を準備しながら、協賛やチケット前売りに依存する零細な企画問題は、最近始まったことではない。 企画会社が無理に招致した大型音楽会がキャンセルとなった事例は、この数年間にも何度か会った。 光復(解放)60周年記念として英ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団や東方神起(トンバンシンギ)などを組み合わせた公演も、1週間前にキャンセルとなった。 ブラジルサンバフェスティバルを準備した釜山(プサン)のある企画会社も、公演を一方的にキャンセルし、前売りチケット購入者から抗議を受けた。

 国内の問題だけでない。 外国公演団を招致しながら信用を失うことになれば、他の企画会社にも影響が及ぶ。 韓国の公演企画会社は嘘つきだといううわさが国際公演界に広まるためだ。

 公演企画専門家らは、こうした副作用は国内舞台で最近みられる‘一攫千金主義’のためだと診断している。 大規模な公演で成功したケースが1、2回生じたことを受け、新生企画会社が資金力もなく簡単に公演市場に飛び込んでいるためだ。 新鮮な企画やマーケティング研究をしないまま、むやみに飛び込んだ公演企画が、国際的な恥を買っているのだ。 お金ではなく文化を愛する真の文化企画者が見せる公演を見たいものだ。

朝鮮日報 2004/05/18 16:27

「初の来韓公演で詐欺」 安室奈美恵が法的対応へ

安室奈美恵 韓国で詐欺被害 日本の女性トップアーティスト、安室奈美恵が公演詐欺に遭って法的に対処する構えだ。

 安室は今月13日からソウルのオリンピック公園体操競技場で3日間にわたって行った来韓公演の出演料を半分も受け取ることができず、韓国内のプロモーションを担当するパレット社が、今公演の韓国側の代行会社を務めた「J社」を相手取って法的訴訟を起こす構えでいることが分かった。

 今回のトラブルで韓国の音楽業界にとっては国際的な信頼を失った上に、韓日大衆文化交流に水を差す結果となってしまった。

 日本パレット社の社長は今月15日、3回の韓国公演を終えた後「こんな仕打ちを受けたこと自体が信じられない。すべての終りだ」と憤慨し、訴訟する意思を関係者に伝えたという。

 安室奈美恵は当初、今回の公演でJ社から出演料の先払いを約束されていたが、エージェント側の事情で契約金のみを受け取ってステージに上がった。しかし、J社が初日の公演が終わった時点で「観客が少なくて支払いができない」などの理由で出演料の支給を引き延ばしたという。

 結局、公演最終日の15日、公演途中にJ社側の関係者らが、入場収入を持ち逃げする事態に至った。公演関係者は安室側が公演期間中の宿泊費や車両、セキュリティー費用をはじめ、予定の半分以上の額を受け取ることができず、照明、音響、設備などのスタッフもほぼ全員が給与を受け取ることができなかったという。

 しかも、公演最終日の15日に安室と共演した「ピ」も直前になって出演が危ぶまれるトラブルに巻き込まれていたことが分かった。当初の契約とは異なり、J社が出演料の支給を公演直前まで出し渋ったが、最終的に何とか受け取ることができて公演自体は無事に終えることができた。

 パレット社の社長は追って出演料を支払うと言うJ社側との約束を信じて一先ず日本に帰国したが、予め計画されていた公演詐欺と断定し、これを法的に対処するため、近日中に再び韓国を訪れる予定でいる。

『スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@sportschosun.com 』

朝鮮日報 2004/11/01 18:23

韓流観光客を投げ付けた修羅場のコンサート

 一昨日、ソウル蚕室(チャムシル)運動場で開かれる予定だったコンサートが、1万人を超える観客を集めておいた状態で取り消しとなり、数千人が夜遅くまで抗議するという修羅場と化した。

 資金と進行能力の足りない新生のプロダクションが無謀に大型コンサートを企画したのが問題だったが、何よりも赤面せざるを得なかったのは突然の出来事に狼狽する外国人観光客の姿だった。

 日本と中国から来た1500人は訳も分からず、コンサートの予定時間が3〜4時間が過ぎた後も席で待っていた。ある日本人観光客は「日本では想像もできないこと」とした。韓流を本土で楽しもうとやってきては、この上なく荒唐な経験を強いられたこの観光客たちが韓国をどのように思うか、言うまでもない。

 また韓国を訪れたいなどと思うわけもなく、帰国した後、引き続き韓流のファンとして残るかどうかも疑わしい。

 韓流と呼ばれる韓国大衆文化商品の熱気は、海外への輸出や観光客を誘引するだけの文化商品をあまり持たない韓国にとっては、初めて迎えた絶好の機会だ。去年韓流で得た経済的利得は、観光客誘致效果まで合わせ、8500億ウォンと推定される。
 
 韓流は韓国と韓国国民、韓国文化と韓国商品のイメージをあまねく高めてくれる。こんなことまで合せれば、効果は金に換算することができないほど、莫大だといえる。

 外国の文化観光地が込み合うのは、見どころが多いためではない。悪天候で荒れ地である英国の田舍村、ハワースに世界中の観光客が群がって来ることは、「嵐ケ丘」の舞台だからだ。
 
 その背後にはもちろん、文学、芸術作品を国家的観光宝物として包装し、管理した政府の努力がある。

 自然や歴史観光資原をふんだんに保有している中国が「三国志」の現場復元に乗り出したのも、文化観光客の重要性を分かっているためだ。

 私たちは韓流を元金として、アジア大衆文化の本山となる機会に迎えた。修羅場のコンサートはまさにこのような雰囲気に水を差した。
 
 準備なしに一攫千金を狙って飛び掛っては、海外コンサートまで取り消す事態が相次いでいる。このままでは、韓流も80年代の香港映画のように、一時の流行で終わってしまうだろう。

中央日報 2005.09.22 17:58:46

巨匠モリコーネの来韓公演がドタキャン

 24日、ソウル上岩洞(サンアムドン)のワールドカップ(W杯)競技場で行われる予定だった映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネさんの初の来韓公演が、公演を2日後に控えた時点に、突然キャンセルされた。

 公演を企画した「シオンコミュニケーション」は最近新しく設けられた会社だが、事前に渡すべきの契約金一部を支払えないなど厳しい事情にあったものとされる。業界関係者によると「モリコーネさんが5日間の現場リハーサルを求めたもようだが、約束した契約金一部を受けていないため、公演を2日後にした現在まで韓国行きの飛行機に乗っていない、と聞いている」と伝えた。

 今回の公演は、映画『ニュー・シネマ・パラダイス』、『ミッション』などで有名なイタリア出身の巨匠モリコーネさんが、90人組のオーケストラや100人組の合唱団とともに行う大規模な公演で、入場料も35万ウォン(約4万円)〜5万ウォンだった。入場券販売を引き受けたチケットリンクは「約40%が売れており、購買者には全額返済する予定」だとした。

李京姫(イ・キョンヒ)記者 <dungle@joongang.co.kr>

中央日報 2005.09.23 19:20:41

安山チャンプカー「国際ロックフェスティバル」が中止

 来月16日に京畿道安山(キョンギド・アンサン)で開かれる予定だった国際ロックフェスティバル「2005 ETPFEST in Ansan」が中止となった。 フェスティバルは同日開かれる「2005安山チャンプカー国際グランプリ大会」とともに準備されてきた。

 ソ・テジ・カンパニーは「主催側のザ・レーシングコリアが約束した資金を支援しないなど契約を違反し、公演が中止になった」と23日、明らかにした。 映画音楽家エンニオ・モリコーネ氏の公演中止に続く大型コンサートのキャンセルだ。

 「ETPFEST」は、ソ・テジ・カンパニーが毎年開催している国際ロックフェスティバルで、今年で4回目を迎える。 昨年までソウルで開かれたが、今年はチャンプカー大会と重なったため安山で開催する予定だった。

 ソ・テジ・カンパニー関係者は「チャンプカー行事に連係させてすべての準備を進めてきたため、独自に公演を開くことも難しい状況」と明らかにした。

 「安山チャンプカー国際グランプリ大会」は5カ国14都市を巡回して開催されるカーレース。 アジアでは唯一、韓国で開かれる。 ザ・レーシングコリアが主催、京畿道と安山市、京畿観光公社などが後援する。

 ザ・レーシングコリア側は「ETPFESTの開催のため議論を続けている」とし、「これとは関係なく、チャンプカーは予定通り開催される」と釈明した。

李京姫(イ・キョンヒ)記者 <dungle@joongang.co.kr>

金泰ジン(キム・テジン)記者

朝鮮日報 2004/01/14 09:16

チェ・ジウ「日本人ファンとの集い、聞いてない」

 「本人も知らない観光商品?」

 人気女優のチェ・ジウ(29)が“主のない”観光商品の宣伝に当惑している。事件の発端は13日、L旅行社が韓国観光公社を通じてマスコミに公表した広報資料。

 これによると、韓国観光公社は日本人観光客を対象にKBSドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)のヒロイン、チェ・ジウに会えるという韓国旅行ツアーを企画し、今月15、16日の2回に分けて250人の日本人ファンが韓国を訪問するという。

 日本人ファンはチェ・ジウが現在出演中のSBSドラマ『天国の階段』の撮影現場を見学し、16日の夜には仁川(インチョン)ハイアットホテルでチェ・ジウとファンの集いも行われると謳っている。

 しかし、この観光商品の主役であるチェ・ジウはこうした事実を全く知らなかった。『天国の階段』の撮影で多忙な中、スケジュール調整は不可能に等しい。しかし旅行を主管するL旅行社からは何の話も聞いていないという。

 万が一、この旅行ツアーがこのまま実施されれば、「チェ・ジウに会える」と信じて訪韓する日本人ファンの抗議を受けるのは必至だ。

 これに対しL旅行社側は「『天国の階段』の制作陣と企画会社側には連絡した。ただ、チェ・ジウの所属事務所と話がついていないだけ」と話している。

 一方、チェ・ジウの所属事務所「サイダースHQ」は「『宣伝したら何とかなる』という旅行社の慣行は是正されるべきだが、チェ・ジウに会いたくて訪韓するファンをがっかりさせるわけにもいかず困っている」としている。

 所属事務所側はL旅行社と14日午後に協議することにしている。

『スポーツ朝鮮/ユ・アジョン記者 poroly@sportschosun.com 』

朝鮮日報 2004/11/01 08:32

「Live FA-ST 2004」が開催直前に突然の中止

 

 BoA、神話、ピ(rain)、jtlが出演して10月31日午後6時から蚕室(チャムシル)総合運動場で行われる予定だった「Live FA-ST 2004」が舞台装置の不備と入場券の重複販売などを理由に開始直前になって公演が中止になる事態が発生した。

 同日、コンサート会場にはBoA、神話、ピ、jtlが公演のために到着していたが、コンサートの準備がまったくされていない状態であることを確認してしばらく待機していたが、結局は出演をあきらめて会場を後にした。

 アリーナ席、A1席、A2席などに分類された同日の公演チケット2万枚のうち6000〜7000枚が二重予約されていることが確認され、指定座席とは関係なく観客を先着順で入場させるなど混乱をもたらした。

 また、現場に派遣された警備会社の職員も直ちに撤収し、公演を主催したA企画の代表も姿を現わさず、公演中止は避けられない状況だった。

 当日、会場にコンサート中止のアナウンスがされると数千人の入場者が1時間以上にわたって払い戻しを要求するなど抗議する騒ぎが起こった。

 また、会場には日本や中国からも公演を観るために約1000人のファンが訪れ、韓流ブームに水を差す格好となってしまった。

 今回、開催が予定されていた「Live FA-ST 2004」は約1か月前から積極的なプロモーションを展開していたが、チケットの販売は伸び悩んでいたという。

『スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@sportschosun.com 』

朝鮮日報 2004/01/20 15:47

「冬ソナ」観光トラブルで日本メディアが強い関心

 東京特派員の崔洽(チェ・フプ)です。

 日本で高い人気を誇ったドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)の主演女優、チェ・ジウさんに会うツアーに参加して韓国を訪れた約200人の日本人ファンが、実際にチェさんとは会えなかったという事実が日本のメディアを通じて大きく伝えられました。

 日本での報道によれば、このトラブルは韓国の某旅行会社が日本のJTBと共同でチェさんに会うツアーを企画したことから端を発しました。今月15、16日にかけて約220人の日本人観光客が、通常3日間で2〜4万円程度の韓国ツアーに約2倍の8万円を支払って参加したものの、実際に旅行本来の目的であるチェさんに会うことができなかったというものです。

 実際のところは、旅行会社がチェさん側との事前調整を行わずにツアーを強行したようです。チェさんはドラマ撮影のスケジュールが過密で抜け出すことができず、日本経済新聞はロケ地まで訪れて「ただ遠くから眺めるためにやって来た」日本人観光客のことを伝えていました。

 当然、日本人観光客からは不満の声が噴出しました。日本側の旅行会社「JTB」は旅費の全額を返還する方針です。もちろん韓国の旅行会社に責任を問うのは確実と見られます。

 朝日新聞は17日付けの社会面で、毎日新聞も同様に社会面で今回のトラブルを大きく伝えました。毎日は記者が同行取材を行ったようです。日本経済新聞も18日付けの社会面で同様の記事を扱いました。

 実際に主要日刊紙の第一社会面は、その日にその国の社会で起こった最も大衆的な話題を記事にするのです。ほぼすべての主要日刊紙が大きく報道したということは、それだけ今回のトラブルが日本人であれば誰もが共感する話題として判断されたのでしょう。

 もちろん、これだけ大きく扱われたのは、日本側の旅行会社が最大手のJTBだったことや、女優に会いに行くツアーなのに実際には女優に会えなかったという根本的なミスを犯した点も大きく作用したようです。しかし、基本的には昨年ブームを巻き起こした「冬ソナ」人気が、予期せぬところでトラブルを起こしたといった点で話題を集めたようです。つまりは有名税を支払う形となったわけです。

 日本の「韓流」(1990年代末から東南アジアで始まった韓国大衆文化ブーム)とでも言いましょうか、韓流というよりは単純に韓国ドラマブーム、もう少し正確に言えば「冬ソナ」ブームを取り巻く日本の視点はちょっと複雑です。

 本来「韓流」以前には日本ブームがあったといいます。日本文化は1980年代初めに中華圏を中心にアジアを席巻しました。今、中華圏の若者たちが韓国の芸能人に強い関心を示しているように、当時は日本の芸能人に夢中になったといいます。

 そうした状況で「韓流」が日本ブームを圧倒するようになりました。日本メディアは今も「理解できない」といった記事を書いています。もちろん、頻繁に載るような記事ではありませんが、中華圏での韓流を扱う記事には「歌もドラマも日本の方が洗練されているのに、なぜ韓国の方が人気があるのかわからない」という嘆きが込められています。

 もちろん、実際に日本の歌やドラマを見るとそうでもありません。日本人はすでにアジア人の考え方や表現方法からはかけ離れた暮らしをしていると考えるのが妥当ではないかとも思えます。

 『シュリ』などの韓国映画が大ヒットすると、「韓国は政府の政策で映画産業を育てているから」といった分析が多くされます。日本の文化芸術人が普遍的に持っている韓国文化への偏見は「韓国は政府が集中的に文化を支援しているからいい作品ができる」といったものです。

 ですが、ドラマまで「政府支援論」で片付けるのは難しかったようです。

 その次には「郷愁論」が登場しました。韓国ドラマは日本の昔を思い出させ、「郷愁」を誘ったために大ヒットにつながったという論理です。『冬のソナタ』が大ヒットした当初はこうした見方が大勢を占めていました。

 それを慢心と言っていいのかわかりませんが、日本人のこうした「留保的」理解は、最近の日本文化開放を前に多少の誤算も生みました。

 日本人の大部分は日本文化が開放されれば韓国で相当の反響があると考え、テレビや新聞でも大きく扱いました。私もこの問題について意見を聞かれ、日本人記者や知人に「思ったよりも大きな影響はない」と伝えましたが、日本人の反応は「信じられない」といったものでした。それだけ日本人は自分たちの文化商品の競争力に疑いを持っていないという話です。

 ところが、この『冬のソナタ』が単なる「郷愁」では説明できないほどの大ヒットになったのです。

 単にNHKの視聴率が高かっただけではありません。トーハンの集計によれば、ドラマの関連書籍が昨年の日本の文芸書で年間4位を記録しました。CDも爆発的に売れました。昨年1年間のインターネットのキーワード検索で芸能関連の6位に入りました。

 東京新聞は昨年の日本放送界の10大ニュースに「韓国ドラマの大ヒットと日本ドラマの不振」を挙げました。

 予想以上に人気が高まると、日本ではこのドラマを再評価しました。日本にはない「純愛」を示したということです。日本のトレンディードラマは男女が簡単に出会い、簡単に別れますが、切ない感情を描いた韓国の純愛物語が大受けしたということでしょう。

 日本では韓国の純愛路線と日本のキャラクター重視路線を比較する分析も出ています。結局、「純愛」は韓国ドラマを説明するキーワードになったわけです。そのほかには、俳優の演技が日本ドラマより安定している、恋愛での「礼儀」と「節度」を示している、などの評価があります。

 こうした雰囲気が最高潮に達した時に発生したのが今回の事件です。

 朝日新聞は「韓国の俳優や歌手に会えるとうたったツアーは多いが、このようなことは珍しい」と偶然の「ハプニング」であることを強調し、ドラマブーム自体に対する批判的な報道ではなかったことは不幸中の幸いでした。

 しかし、これからは韓流ブームに対して「甘い評価」はないという予告と思っていいかもしれません。「これからが本番」という言葉は常套句ではありますが、この場合ではぴったりではないかと思います。

東京=崔洽特派員 pot@chosun.com