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中国は偽物 〜 二重基準:韓国は適用範囲外

中央日報 2005.09.29 19:58:47

【噴水台】 中国はにせ物だ

 チャン・リビン。26歳。中国の経済特区・深センに住んでいる。職業は画家?クエスチョンマークがつくのは、他人の絵を描いているからだ。 他人とはゴッホのこと。これまで同氏が描いたゴッホの偽作は2万点くらい。ゴッホが生前に残した作品より多いらしい。

 1カ月に200ドル(約2万円)を稼ぐチャン・リビンのようなにせ画家は中国に散らばっている。 米紙ニューヨークタイムズによると、中国では偽作が「工場レベル」で生産されている。300人にものぼるにせ画家を雇っている会社も少なくない。 作業も、分業で行われる。ある人は空だけを、またある人は木だけを描く。 偽作は1点当たり25〜30ドルで、西洋の輸入業者に売れる。欧州や米国の最終的な購買者には、100〜160ドルで渡される。

 それでも、こうしたにせ物は愛きょうにあたる。 命まで奪っていく「にせ食べ物」が問題だ。 数年前に中国山西(さんせい)省朔州(さくしゅう)市では、メチルアルコールで醸したにせ酒の事件が発生した。 現場に急派された医療陣は、死線をさ迷う中毒者に、本物の高梁(コーリヤン)酒を飲ませる、というあきれる処方を下した。 メチルアルコールは、酵素の働きで人体に有害な二酸化炭素を発生させる。 ところが、体内ににせ酒のメチルアルコールと本物の酒であるエチルアルコールが同時に存在すれば、酵素は先にエチルアルコールの分解に乗り出すという。 医療陣は、メチルアルコールの酸化スピードを遅らせて、患者を治療できる時間を稼ぐため本物の酒を飲ませる、という奇抜な方法を使ったとのこと。

 中国産「にせ食べ物」が韓国人の食卓を脅威している。 01年、イシモチに鉛のカタマリを入れた「鉛のイシモチ」事件が始まりだった。 続いて、発がん物質が検出されたウナギ、防腐剤で混ぜられた薬味漬けのゴマの葉、農薬の残留基準値を超えたショウガとマツタケなど中国産「にせ食品」の摘発は終わらない。 最近の国政監査では、中国産キムチの鉛含有量が韓国産に比べて最高5倍も高いとの事実が明らかにされた。 いまでは、食堂でキムチも食べられなくなった。 中国から来るものは、人間を除いては全てにせ物、との話が出てくるほどだ。

 ゾルリック米国務次官は、21日「中国はどこへ向かうのか」という演説で「中国はこれから、国際社会で責任のある行動を取るべき」だと力説した。 明日は、中華人民共和国の建国56周年になる日だ。 記念式行事の念押しは「『中国はにせ物だ』という言葉から抜け出そう」にならなければならなさそうだ。

劉尚哲(ユ・サンチョル)アジアニュースチームチーム長

東亜日報 OCTOBER 18, 2005 06:51

恐ろしい「偽物チャイナ」、自動車部品までソックリに

中国から密輸された自動車の偽物部品が出回っている。

これまでは、現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車ブランドを中心に出回っていたが、最近は個別部品メーカーのブランドをつけた偽物まで流通している。業界が独自に摘発に乗り出したが、限界があり、自動車部品業界全体にわたる非常事態となった。ドライバーの安全を脅かすという話もささやかれている。

●最近はターボまで中国の偽物が流入

自動車部品「ターボ」を生産するハニーウェルコリアは最近、自社ブランドである「ガレット」ターボの中国産偽物10個余りを見つけて流通ルートの調査に入った。ハニーウェルコリアは早いうちに、この偽物を所有していた販売会社の関係者に対する捜査を警察に依頼する予定だ。

ターボは、一部ドライバーがエンジンを「チューニング(自動車の性能改造)」するときに欠かせない部品。したがって偽物部品が大量流通すれば事故の危険が大きくなる可能性がある。ハニーウェルコリアは「製作形態が粗雑で材質が落ちるため、偽物を使えば安全面で問題が起きる可能性がある」と明らかにした。

国内で中国産偽物部品で最も大きな被害を受けている会社は現代・起亜自動車に部品を納品している現代モービス。

2002年から昨年まで、3年間で218億ウォンもの偽物部品を摘発しており、今年だけで18回にもわたり、29億ウォン相当の中国産の偽物部品を国内で発見した。

●偽物自動車部品、今年に49億ウォン摘発

関税庁によると、原産地が表示されないまま輸入する過程で摘発された中国産自動車の偽物部品は今年だけで49億ウォン相当にのぼる。

偽物の種類も多様だ。ブレーキパッド、クラッチなど内蔵部品はもちろん、EFソナタの自動車バンパーなど外装材まで偽物が出回っている。

業界関係者は、「製造過程の複雑な部品は偽物がほとんどないが、簡単で小さな部品は形とロゴを中国でほぼ同様につくっている」と話した。

8月に中国・広州で摘発された偽物のブレーキパッド工場では、完製品2000個と現代・起亜自動車ラベル1万7000点が発見されたこともある。

●外観までそのまま模造、業界の頭痛の種

中国ではすでに、自動車まで偽物を生産しているということは、よく知られた事実。中国チェリー自動車の「QQ」は、GM大宇(テウ)自動車の旧モデルのマティーズをほぼそのまま模造して、訴訟中。業界では「マティーズのドアをQQにつけても合う」という言葉が出回るほどだ。

双竜(サンヨン)自動車は、「ニューレクストン」をほとんど同じに真似た中国・曙光自動車の「アオルン」のため頭を抱えている。東風自動車の「小王子」は現代自動車のアクセントの車体に旧モデルのアバンテのヘッドランプをつけた「フュージョン型偽物」だ。韓国自動車の人気上昇とともに現れた現象だ。

このような状況に付け込み、中国国内でのみ流通した偽物の韓国自動車部品が、いまでは国内にまで入ってきているとのこと。東南アジアや中東に輸出された韓国産の中古車に使うための偽物部品が、中国から海外に輸出されるほどだ。

部品業界のある関係者は、「業界が自主的に市場調査団を構成して偽物部品の摘発に出ているが、自主的に対応するには限界がある」とし、「政府レベルの対策が急がれる」と話した。

現代モービスの張潤慶(チャン・ユンギョン)理事は、「自動車部品の交換を依頼するときは、ドライバーが、箱に検査済証と偽造防止ホログラムがついているか、かならず確認する習慣をつけてこそ、偽物部品の使用を防ぐことができる」とアドバイスした。

参考
 日本からパクリ放題
 盗作は「韓国の慢性的な病弊」
 日本の番組「模倣ブーム」
 EUから非難
 
 謝罪・感謝の言葉は言わない
 敗北は絶対認めない
 ウソ天国
 うそを勧める社会