朝鮮日報 2005/07/24 10:48
日本人僧侶、光復60年を迎え独立記念館で謝罪
光復(クァンボク、日本の植民地支配から解放された日)60周年目を迎える今年、ある日本人の僧侶(イワタ/70)が韓国に対する日本の過去の侵略を反省し謝罪するため、2005年7月23日独立記念館を訪れた。イワタさんは独立記念館に訪れることになった理由を問う独立記念館の関係者に「ここは韓国人たちの歴史教育の場であり、過去の日本の侵略の歴史が丸ごと展示されている場所である。ここで謝罪と反省をするのは大きな意味がある」と思いやって来たと話したという。
イワタさんは自分が高校の時は、日本の歴史教育が現在より詳しく行われていたが、最近になってから日本内の右翼勢力の影響力が大きくなり、歴史歪曲がさらに進んだと話した。「これは極めて間違ったことであり、日本自らが国際社会での孤立を招いているため心配」と話した。さらに、日本は1日でも早く歴史の歪曲を中断し、真摯な反省と謝罪を忠実に行い、これ以上、アジアの国々に迷惑をかけてはならないとした。
また、自分が韓国に来て謝罪と反省をすることになった動機は、北海道のある僧侶(ササモリ)が、日本やドイツが過去に戦争を引き起こした国を訪れ、懺悔の祈祷をしているということを偶然耳にし、深い感銘を受けた。自分も命のつきる時まで日本の侵略戦争を反省し、謝罪することを決心したと話した。そしてそのような自分の決心を実践するため韓国を訪れたという。イワタさんは韓国を訪れる度、日本では接することのできなかった韓国人の暖かい歓待に、謝罪の気持ちがさらに深くなったと話した
イワタさんは27日まで断食を行い、独立記念館のキョレ(同じ民族)の家、不屈の韓国人象の前で7日間謝罪と反省の供養を行う。
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