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731部隊捏造報道

朝鮮日報 2005/08/17 11:09

「日本731部隊関連で誤報」 MBCテレビが謝罪放送

 先日下半身露出事件を起こしたMBCが、今度は1980年代に中国で制作され国内でも公開された映画の映像を、単独入手した実際の映像のように報道した。

 MBCは翌日、視聴者に謝罪した。

 MBCのニュース番組「ニュースデスク」は今月15日に報じた「731部隊の生体実験映像」ニュースで、「ロシアの軍事映像保管所に保管されていた日本軍731部隊の独自撮影映像が公開された」とし、衝撃的な映像を流した。

 映像は、氷で埋め尽くされた部屋で、銃を持った日本軍の監視下、凍傷実験と生きている人の内臓を分離し容器に入れる内容などだった。

 しかし、これは国内で1990年2月に公開された中国映画『黒太陽731』のシーンと同じだった。本紙が確認した結果、映画の35分ごろから出てくる凍傷実験シーンや、1時間6分ごろに登場する臓器を分離するシーンなどは、白黒の映像がカラーに変わっただけで、MBCが流した映像とまったく同じだった。

 MBCは翌日16日の「ニュースデスク」で、「731部隊の生体実験映像報道の一部映像は映画『黒太陽731』と同じであることが確認された」とし、「ロシアで問題の映像を確保したが、真偽を確認しない状態で報道したことを謝罪する」とした。

 当該の報道をした記者は、「ロシアのドキュメンタリープロデューサーから確保したフィルムだ。とても困惑している」と話した。

 淑明(スクミョン)女子大学・情報放送学科のパク・チョンイル教授は、「このようなミスはニュースの信頼性を深刻に傷つける。極めて残念だ」と話した。

中央日報 2005.08.17 11:56:45

MBC「マルタ」実験場面は映画の一場面だった

 映画の一場面を歴史的なドキュメンタリーフィルムとして放送する事故が起こった。

 MBCが15日午後9時の『ニュースデスク』を通じて報道した日本軍731部隊の生体実験場面。

 『ニュースデスク』はこの日「ロシア軍事映像保安所にあった731部隊の撮影画面が公開された」とし、実験場面と手術台の上で人の臓器を分離してホルマリンの容器に入れる場面などを731部隊の生体実験の証として紹介した。

 しかしこの場面は1990年、国内で公開された『マルタ黒太陽731』という映画の一部分で、公開当時非常に残忍だという理由から削除されていた。

 この事実を最初に指摘したインターネットメディア独立(トンニップ)新聞のシン・ヘシック代表は「映画はカラーだったがMBCの報道では白黒で処理し、まるでドキュメンタリーであるかように視聴者を欺いた」とし、明らかに故意の虚報だと主張した。

 同新聞はこれについて、MBCで報道した映像と『マルタ黒太陽731』の映画は▽凍傷にかかった実験対象者の手を鈍器で叩く姿▽マスクをかけた医師が臓器をホルマリンの容器に入れる場面−−などを1つ1つ取り上げ、報道映像が偽物である根拠を具体的に指摘した。

 731部隊とは第2次世界大戦時、中国ハルピンにあった旧日本軍の関東軍防疫給水部本部の細菌/化学戦術実験部隊をいう。1936年から45年夏まで戦争捕虜及び拘束者3千人を対象に、非人道的細菌、薬物実験と生体解剖などをしたことで悪名高い。

 MBCは16日午後9時の同番組を通じて過ちを認めて謝罪した。「一部画面は 88年に中国で制作された映画『黒太陽731』のであると確認された」とし「MBCはロシアで問題の画面を手に入れたが、真偽の確認をしない状態で報道した点を視聴者の皆さまにお詫び致します」と述べた。

 しかしその謝罪放送直後からMBCのインターネットサイトにはネチズンたちの非難の意見が書き込まれた。「取材のABCも守れず扇情的な場面で視聴率を上げることにあくせくしていた」「冒頭で謝罪せず、ニュースの中間でこっそりと挟み込んで流した謝罪だった」などの投稿があった。

 湖南(ホナム)大学新聞放送学科のキム・ギテ教授は「光復60周年という時点に合わせて報道しようという過剰取材競争がもたらした姿勢が誤報につながった」と診断した。放送委員会の審議委員会は早いうちに会議を開き、制裁するかについて議論することにしている。

チェ・ミンウ記者 <minwoo@joongang.co.kr>

ソン・ヘヨン記者