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反核運動は軍国主義への回帰

東亜日報 AUGUST 06, 2005 06:18

強まる「反米」に否定される「加害」 「原爆投下60周年」の広島

▲追悼場が反米宣伝場に〓5日午前10時公園内の韓国人原爆犠牲者慰霊碑前には、在日韓国人と学生300人あまりが出席したなか、第36回慰霊祭が開催された。悲劇が再発しないように平和を祈念するこれらのうち、日本人女子高生のガールスカウト会員20人あまりが目を引く。

はじめてここを訪れたという高校2年生の西村裕子(16)さんは「歴史の時間に学んだことがなかったので、韓国人の原爆犠牲者がいるということさえ知らなかった。強制連行についても勉強するつもりだし、韓国人の友達とも仲良くしたいと思っている」と話した。

公園のあちらこちらでは、反戦反核を訴える民間団体のメンバーたちが、署名運動を繰り広げている。「罪のない子ども、婦女子、老人を虐殺した米国に謝罪を要求する運動に参加してください」。

地方から大型バスで参拝に来た日本人たちの多くが、協力を求めるメンバーたちの声を聞かされて署名した。

バス停などに止めてある市民団体の宣伝車両からは、原爆禁止を要求する集会が6日予定されているというアナウンスとともに、反米を訴える声が流されている。

車の中にいた高野という若手会員は「原爆を投下しなくとも終戦を迎えたはずなのに、米国が単独で日本を侵略、占領するため悲惨な虐殺をした」と、米国の「非人道的な行為」を非難した。しかし、彼に日本の戦争犯罪についての意見を聞くと「正直よくわからない」と言って気まずい表情を浮かべた。

公園内では原爆投下直後の黒くくすぶった遺体の写真など、当時の惨状を生々しく伝える展示会も開かれた。大部分日本の原爆被害を強調しているだけで、日本のアジア侵略戦争による惨状は見かけられない。

広島市内の原爆投下60周年記念写真展で会った50代の女性案内者は「アジア各国民が一丸となって反核運動を展開すべきだ」と声を張り上げた。ところが、アジア侵略の惨状に関する資料が一件もない理由を聞くと「今回の展示会はあくまでも原爆投下を記念するものだ」ととぼける。

▲埋もれ行く教訓〓平和記念公園には、1952年に建てられた原爆犠牲者慰霊碑がある。先月26日、右翼団体のある会員(27)が碑文を傷つけ、警察に拘束された。「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」という碑文字のうち「過ち」の部分をハンマーで壊した。犯人は、警察で碑文を壊した理由について「日本は何の誤りもないのに、なぜ日本人自らがこの手の言葉を使ったものか」と不満げに話したという。

碑文は6日、記念行事を控え、元通り復元されている。碑石内部の石室には、原爆犠牲者23万7062人(5月末現在・原爆投下直後なくなった12万人あまりと後遺症による死者を含む)のリストが入っている。

家族とともに慰霊碑の参拝を終えたある市民は感想を聞かれるや、匿名を要求しながら反米宣伝場と化した公園の周りを遺憾な表情で見つめた。彼は「過去は想像さえできなかったことが起きている」とし、日本の侵略戦争の加害事実を否定しようとする最近の日本社会の風潮を嘆いた。

朝日新聞が最近、全国の被爆者1万3000人あまりを対象に世論調査を行った結果、62%が「米国は謝罪すべきだ」と回答した。また、戦争の責任に対しては「米国と日本双方にある」という意見が50%を越えている。

5日平和記念公園内の風景は、韓国、中国など日本の侵略戦争による被害国の国民にとっては、どうしても納得できない「日本人の常識」をうかがわせている。

参考記事ー韓国の軍国主義傾向
 「韓国も核兵器持つべき」67%(2005.10)
 やっぱり核兵器が欲しい韓国人(2005.8)
 核兵器が欲しい韓国人(2004.9)
 核武装願望
 軍礼賛