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ソフト盗作
 中国は「盗作」、韓国がやれば「ベンチマーク」

朝鮮日報 2005/08/04 09:56

中国が韓国HP・ゲームまでコピー 「法的対応を検討」

 ネクソンの金正宙(キム・ジョンジュ)社長は最近、中国の88ジョイ・ドットコム(88joy.com)のゲーム「カートレーサー」に対し、法的対応を検討している。

 どう見ても、自社のゲーム「カートライダー」とゲーム進行上の構成はもちろん、自動車、アイテム、キャラクター・デザインに至るまで、同じであるためだ。

 金社長は「B&Bなどネクソンの他のゲームも中国側でコピーし製作している。適切な対応が迫られる時期だ」と話した。

 韓国と中国の著作権紛争がオンラインにまで拡大している。韓国製品を真似た中国製品がオフライン上に氾濫するのは、今や珍しいことではない。

 これに、中国のインターネットの普及率が高まりながら、韓国のオンライン上のコミュニティおよびゲームサービスまでも新たな「盗作」の対象となっている。

 韓国の代表的なオンライン・コミュニティ・サービスである「サイワールド(www.cyworld.co.kr)」が代表例。

 中国で運営されている「エタン・ドットコム(etang.com)」や「ハワ(hawa.cn)」などは、まさにサイワールドの「コピー」に近い。

 背景画面(スキン)上に2つの大きな画面(フレーム)を配置した全体的な構成はもちろん、自分の写真や掲示板などメニューの表示、自分だけの空間装飾(ミニルーム)など、細かい部分の位置や大きさ、表現方法が、ほぼ一致する。

 サイワールドを運営するSKコミュニケーションズのクォン・チャンヒョン広報チーム長は、「昨年からサイワールドを真似たサイトが急増し始めたため、中国側にサービス中止を要請した」としながら、「サイワールドの成功をそのまま移植しようとの試みが多いようだ」と話した。

 NHNも、「ゲームシティ(www.gamecity.cc)」という中国サイトの出現で、同じような悩みを経験した。

 昨年12月、ゲームシティが、NHN・ハンゲームの「アギゴレクア」、「ワイルド・シューター」、「ぶんぶんパンダ」など約10種のフラッシュゲームをそのままコピーして製作、運営するといった問題を引き起こしたため。

 その上、ゲームシティはハンゲームの「トイ」に出てくるハングルを、中国語に翻訳することなく、そのまま使用している。

 NHNの関係者は「中国側に警告状を発送し、訴状を提出した」とし、「ひとまず当該ゲームのサービスを中断させたほか、現在は訴訟が進められている」と話した。

 業界関係者は、中国の「盗作」がしばらくの間、続くものとみている。中国オンライン市場は急成長している。2004年ベースで、中国のインターネットのドメイン数とサイト数はそれぞれ43万個と66万個あまりに達している。

 この莫大な市場で、中国メーカーが最もベンチマークするのに都合のいい成功例が、まさに韓国のインターネット・サービスというわけだ。

 韓国文化コンテンツ振興院・中国事務所の場合、2004年から韓国企業が申告してきたオンライン文化商品の関連法律相談は、100件あまりに上る。

 エヌシーソフトのキム・ジュヨン・チーム長は「オンライン・コンテンツは技術的な特許と違い、オフライン商品として作り直したり、再びオンライン・コンテンツとしてコピーしやすく、盗作の対象としては持って来い」と指摘した。

 実際のところ、韓国も日本をベンチマークし、オンライン・コンテンツを発展させてきた。ネクソンを代表するゲーム「B&B」や「カートライダー」などは、日本ハドソン社と任天堂社のキャラクターやゲーム構成をベンチマーキングしたものだ。

 これにより、両国間のオンライン・コンテンツをめぐる著作権紛争は、さらに激しさを増す見込みだ。しかし、解決の糸口は見出せていない。

 中国国家版権局など政府機構に申告したり、個別の企業に警告文を送り、当該サービスを中断させてみたところで、他のメーカーがまた同じような“コピー”をするためだ。

 韓国文化コンテンツ振興院のクォン・ギヨン中国事務所長は、「中国に取り締まりの強化をやみくもに要求するよりも、韓国の著作権者をアピールし、中国側のメーカーが著作権交渉に臨むよう、両国間のコンセンサスを拡大するのが先決だ」と話した。