日韓友好のため韓国の新聞を読もう

言論の自由のない韓国 ・ 親日家 謝罪に追い込まれる

中央日報 2005.06.16 18:46:21

趙英男氏「親日発言を深く謝罪」

 親日発言をめぐる波紋の主人公、歌手・趙英男(チョ・ヨンナム、60)氏が16日、ソウル貞洞(チョンドン)にあるセシル劇場のレストランで「趙英男公演阻止特別委員会」のホン・ウォンシック委員長とともに記者会見した。

 趙氏は、共同声明で「国内外の韓国人に深くお詫びすると同時に、今後、再発の防止を約束し、日本が植民支配時代(1910〜45)に行った犯罪行為と人権侵害について、日本政府レベルの正式な謝罪とドイツレベルの賠償があるべき、とのことに同感する」とした。

 また「先輩のパティ・キム、李美子(イ・ミジャ)氏らとともに出演するコンサート『ビッグ3』も取り消そうとしたが、すでに数カ月前に契約が完了し、途方もない賠償金を支払わなければならなかったため、事実上、取消が不可能だった」と説明した。ホン委員長は「いわゆる親日発言で物議をかもした趙氏の公演を黙認するのは反民族的な行為だと判断、地域の市民団体が団結し公演を阻止した」と述べた。

 続いて「デモを通じて民族が分裂する姿を見せることこそ、日本の右翼勢力が望んでいることだと判断、共同記者会見を選んだ」と説明した。民族問題研究所の京畿(キョンギ)南支部、白凡(ベクボム)精神実践連合など12の水原地域市民団体のメンバーら20人は13日、ビッグ3コンサートを阻止する集会を行った。

李京姫(イ・キョンヒ)記者 <dungle@joongang.co.kr>

朝鮮日報 2005/06/17 07:20

「取り上げたこと自体ミスだった」 趙英男さんが親日発言騒動を謝罪

 4月に行われた日本の産経新聞とのインタビューで、独(ドク)島、教科書問題に関連し、「冷静に対応するなら日本の方が一段上だ」と発言したことが報道され、波紋を呼んでいた歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)さんが16日、記者会見を行い「騒動を起こし、内外の国民の皆様に御心配をかけ、深くお詫び申し上げます」と語った。

 趙英男の会見は18日、水源(スウォン)の亜州(アジュ)大学で行われる「李美子(イ・ミジャ)、ペティ・キム、趙英男のビッグ3コンサート」を控え、民族問題研究所・京幾(キョンギ)南支部、白凡(ペクポン)精神実践民族連合などの市民団体が「趙英男親日発言糾弾」デモを計画したことが契機となった。

 趙英男さんは「2週間前、コンサートを前にデモが計画されているという話を聞いて、関係者に会ったが、その方々の話の一語一句がもっともだと思われたので、このように公式に謝罪会見を開くことにした」と語った。

 会見場には市民団体関係者たちも同席し、趙英男さんは「国内外の同朋の皆様に申し上げる言葉」という文書に署名した。

 「趙英男さんと『趙英男公演阻止特別委員会』は、同朋の皆様に以下の内容をお伝えすることについて見解を共にする」で始まるこの文書には、同朋に対する趙英男の深い謝罪と『趙英男発言』の再発防止、日帝侵略期間の犯罪行為や人権侵害に対する日本の政府レベルでの公式謝罪とドイツ並みの国家賠償を要請するなどの条項が盛り込まれている。

 趙英男さんは産経新聞での発言が波紋を呼んで以降、13年間司会を務めてきたKBS第1テレビ「体験、人生の現場」の司会を降板し、日刊紙に掲載していたコラムも中断していた。

チェ・スンヒョン記者 >vaidale@chosun.com

朝鮮日報 2005/01/19 12:55

「日本を馬鹿にする国は地球上で韓国しかない」

 「日本は我々が学ぶべき国です。過去60年間、一方的に米国から学ぼうとしてきたが、米国にないものが日本にはあります。今、こうした話をする時になっているが、誰も話していないから…」

 自由気ままに世の中を生きるという、歌手の趙英男(チョ・ヨンナム/60)さんの「親日宣言」が波紋を広げている。趙英男さんは19日、『殴り殺される覚悟で書いた100年ぶりの親日宣言』という本を出版した。

 昨秋、8日間にわたり日本国際交流基金の招請で日本を回ってきたことが契機になった。日本を訪れたのはその時が初めてで、いくつかカルチャーショックを受けたという。

 まだ本が出版される前、インターネットでは早くも熱い論争が繰り広げられていた。趙英男さんはネチズンの批判に対し、「私の文の具体的な内容とそれに対する可否を論じてほしい。どの話が彼ら(ネチズン)が納得行かないのか分からないが、単細胞的な批判はまったく怖くない」としている。

 仮製本された本の各ページ表紙には「親日宣言」が鮮明に印刷されており、原稿には挑発的な表現が少なくない。漢江(ハンガン/ソウル市内を流れる川)を見下ろせるソウル・C潭(チョンダム)洞の自宅で自身の著作について説明を付け加えた。


歌手チョ・ヨンナムさん

 表現1「誰が見ても靖国神社に関して日本に分がある。参拝するなと不平を言う側より、凛として部下たちを引き連れ殉国烈士に参拝する側がはるかに格好良く見える」

−神社参拝をする度に日本に韓国が騒ぎ立てるのは、日本の価値を認めることになります。間違いなく思い上がっているでしょう。中国は日本をこらしめると言っているが、韓国はそうした話もできず不平だけを言っている。中国のようにできる程度の力が強くなる前までは騒ぎ立てるのは止めようということだ。

 表現2「日本の偉大さはポルノを通じて見た。近いうちに日本が米国を凌駕すると思ったのは、ポルノから始まる」

−米国はポルノに限界があります。しかし日本はどこまでやってもよい。何かをしなければと決めた時、突き進んでしまう『突撃性』のため、私は日本が恐ろしいです。

 表現3「日本人がカンニングの天才と皮肉ることが最も気持ち悪い」

−韓国人は日本人がいつも欧米を真似る『猿』とあざ笑ってきたでしょう。愚かなことです。応用と模倣は社会発展の基本なのだが…。日本をこのように馬鹿にする国は地球上で韓国しかないと思う。おかしくもあり、物寂しくもある。

 表現4「『縮み志向の日本人』をそのままひっくり返して『拡大志向の日本人』を新たに書き出せると大声を上げた」

−李御寧(『縮み志向の日本人』著者)先生は弁当を日本人の『縮み志向』を示す例に挙げています。しかし飲食店の食べ物を大勢の人に時間と場所に関係なく提供できる拡大性は全く考えていませんでした。俳句でもいくつかの文だけで宇宙全体を語る拡大精神をなぜ見ることができなかったのでしょうか。李御寧先生が『縮み志向』だと挙げた根拠の一つ一つをすべて覆すことができると思いました。

 表現5「自分がもし大統領になれば、第1次国策事業は他国占領」

−一種の冗談です。無駄にこういう話をしそうですか?そうしたことでもなければ韓国人の心に絡まったもの、硬くなっているものが解き放たれないのではと思いました。歴史的被害意識のため韓国人の子供たちまでしり込みしており、硬直しているようで残念です。日本、米国、豪州の若者の奔放さが見ていて気持ちよいし羨ましいです。

 しかし日本・日本人を深層的に分析するには8日間という旅行はあまりにも短い経験だったのではないでしょうかという記者の問いには、「ともすれば、韓国人すべてが内面的に分かっていながらも言えなかったことかもしれない」と答えた。

 「私は昔からくだらない語りで有名だったから、こういった本も書いているのだが…『趙英男は親日派だから日本に追放しろ』と言われるのではないかと実際怖くもある(笑)。私は日本では息苦しくて窮屈で住めないですよ」

チェ・スンヒョン記者 vaidale@chosun.com

関連記事
 国定史観に疑問を持つことは犯罪行為に
 土下座する大学教授
 ”親日”教授 圧力により辞職
 親日作家を在宅起訴 名誉毀損容疑

 日本人のことを「せこい」とあざ笑う韓国人
 日本人に対しては謙譲語禁止
 日本人に対する礼儀