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「エコノミークラス、200ドルホテル我慢できない」

朝鮮日報 2005/04/19 10:36

「エコノミークラス、200ドルホテル我慢できない」

 アジア財団の招きで米国の政治現場を体験する研修の途中、参加国会議員の半数が「国会議員に見合ったもてなしがない」とし、帰国してしまったと17日付の月刊朝鮮5月号が報じた。
 
 月刊朝鮮5月号に掲載されたハンナラ党の金在原(キム・ジェウォン)議員の寄稿によると、5日米国研修に参加した国会議員6人のうち3人がアジア財団側の粗末なもてなしやプログラムの問題点を指摘し、途中で帰国した。

 月刊朝鮮によると、今月5日出国の時から議員の間で動揺が起きた。サンフランシスコ行き米ユナイテッド航空のチケットがビジネスクラスではなく、エコノミークラスだったためだ。一部の議員は「こなかった方がよかった」と話した。また、アジア財団内部規定によって1日200ドル(約20万ウォン)程度の予算で予約したホテルに不満を持ち、議員たちが動揺したと月刊朝鮮は伝えた。

 サンフランシスコ市庁を訪問した際、ウリ党のユ某議員がノートパソコンを所持し、検索台を通過すると金属探知機の信号が鳴って警備員がユ某議員にベルトを外すことを要請した。ユ某議員は激怒した。「9.11テロ以降、米国の公共機関で検索が強化され、貴賓が訪問しても検索は行っている」と説明したが、同議員は応じなかったという。

 また、米上下院議員の補佐官たちに会って地域区管理に関する実務経験を聞くプログラムで、一部の議員は「どうして私たちが補佐官に会うべきなのか。私たちを無視するのか」と不満の声を上げたと同誌は報じた。

チョソン・ドットコム