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韓国版「新しい歴史教科書をつくる会」

朝鮮日報 2005/01/06 20:06

均衡と肯定の大韓民国史の復元を期待する

 政治学、経済学、社会学、西洋史などを専攻した40〜50代の中堅学者たちが大韓民国史を書き直すとしている。高校の現代史教育の左派偏向性を点検し、代案を提示するための「教科書フォーラム」も推進している。

 この仕事を主導している学者たちは、大学時代、左派の修正主義史観の影響を直接・間接的に受けており、一時、これに傾倒したこともある人たちだ。このような人たちが教壇や社会現場での体験を通して修正主義史観の間違いを自ら確認し、これを正そうとしているという点で今回の「歴史書き直し」は意義が大きい。

 現在、大韓民国の歴史はひどい扱いを受けている。「正義が敗北し、機会主義が力を持った歴史」という国政最高責任者の大韓民国史に対する解説が、大韓民国が経験している今日の惨状をよく物語っている。

 これから育っていく世代を教えるための現代史の教科書が、大韓民国がその誕生から問題があった国家のように記述している。我々が汗水流して国を興した誇らしい業績の記録は見つからない。反面、50年以上親子2代に渡って独裁体制を続け、人民を飢えさせた北朝鮮政権に対しては異常な程寛大だ。

 簡単に言えば、自虐史観、汚辱史観、否定史観、不均衡史観ばかりがまん延しているのだ。テレビが先頭に立って国民に向け教えている大韓民国の歴史がこうした歴史だ。国民としては「私は何者であり、今どこに向かっているのか、私が生きてきた歴史が果たして正しい歴史なのか」というアイデンティティーの混乱に陥らざるを得ない。

 今こそ良識ある学者たちが先頭に立ち、果敢に修正主義史観の廃棄宣言をする時だ。歴史の記述が理念の奴隷に転落しないためには、均衡と事実の認識が命だ。大韓民国を作り、大韓民国を守り、大韓民国の未来を懸念する人々の歴史認識を反映した真の大韓民国史が誕生しなければならない。