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二重基準:韓国は適用範囲外

朝鮮日報 2004/05/10 20:47

中国の偏狭な文化宗主国意識

 中国が、端午節(陰暦の5月5日)は中国の伝統的祝日だと主張し、韓国が江陵(カンヌン)端午祭をユネスコの「人類口伝および無形文化財の傑作」として登録しようとしていることに対し、「文化略奪」と非難している。

 中国・共産党の機関紙である「人民日報」と中国・文化部の副部長(次官)まで率先し、「他国が端午節を世界の文化遺産として登録するとすれば祖先に顔向けできない」としながら「端午節の保護」を主張したという。

 中国がいわゆる「東北工程」プロジェクトで韓国の高句麗(コグリョ)史を中国古代の辺境史の一部だと主張したのが数カ月前だ。中国が、韓国の歴史と民俗に対してその起源を突き詰め、縁故を主張するのを見て、国民のほとんどは不思議に感じていることだろう。

 中国と東アジアの幾つかの国々ヘ、長い間交流を続け、お互いに影響を与え合い、各自なりの文化を育ててきた。今日の中国文化は古代から北方民族やモンゴル族など様々な隣接文化が流入し、既存の文化と相互作用して成り立ったことであることを否認することはできない。

 端午節は中国の楚の時代の詩人、屈原の古事がもとになってはいるが、韓国や日本でも古くから伝統祝日とされてきた。特に、韓国の江陵端午節は数十のクッ(ムーダン(韓国の巫女)が行う祭祀)やノリ(パンソリや仮面劇といった伝統劇)が結合した巨大な農耕文化祝祭として世界的な注目を浴びてきた。そのような理由で今回、ユネスコの「人類の傑作」に申請しようとしているのだ。

 ヨーロッパ文化もヘレニズムとヘブライズムの結合にその起源を置いている。ヨーロッパの大部分の民俗文化と伝統祝日も、遡ってみればギリシャやローマに到達する。しかし、フランスのある地域の祝祭に対し、ギリシャやローマがその縁故権を主張し、宗主国的な振る舞いをするといった話は聞いたことがない。もし、そんなことがあれば笑いの種となっただろう。

 中国が発展すれば韓国市場も発展するとし、外交通商の第1パートナーにすべきだと主張する韓国の純真で分別のない指導者らは、中国のこのような新文化帝国主義をどのように受け入れているのか分からない。

 この主張は、韓国が日本・世界に宣伝している「日本文化は韓国起源」には、決して適用されない。

参考リンク
   韓国のホームページを日本語で読む
   剣道の起源は韓国にあり!?