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性暴力加害者の逆告訴

朝鮮日報 2002.07.15(月) 18:39

「性暴力加害者の逆告訴が急増」

 性暴力の加害者が被害者と被害者側の証人を名誉毀損などで逆告訴する例が増えたことから、女性界、学界、法曹界が共同弁護人団を構成するなど、正面対応に取り組んでいる。

 韓国女性団体連合、トハナウイ(“もうひとつの”の意)文化、性暴力相談所、女性民友会、済州(チェジュ)女民会など、10の市民団体の代表で構成された「性暴力加害者の名誉毀損逆告訴に対する共同対策委員会」が今月10日午前、ソウル・安国(アングク)洞のヌティナムカフェで発足した。

 共同代表を務める李呉景淑(イオ・キョンスク)女性団体連合常任代表とチェ・ヒョンム大学性暴力根絶対策委員(西江(ソガン)大学教授)は、「最近急増している性暴力の加害者の被害者逆告訴に対し、被害者の人権と女性・人権団体の公益活動に対する社会的な正当性を確保するため、共同対応活動を展開する」と発足の趣旨を語った。

 また、「加害者に対する無罪処分と無罪判決が増えているのは、検察や裁判所が、客観的な証拠確保がほとんど不可能な性暴力犯罪の特徴を無視したまま、一般の刑事事件と同様の方法で目撃者の陳述と物証を要求しているため」とし、「被害者の陳述と状況説明が最も有力な証拠として認められなければならない」と主張した。

 対策委員会は共同弁護人団を構成し、法的対応をする一方、名誉毀損逆告訴反対署名運動、対策活動基金を設けるための「1万人が1万ウォンずつ出す募金運動」、性暴力追放運動に対する名誉毀損逆告訴の実態と対応方案討論会など、社会世論化活動を展開する計画だ。

 性暴力の被害者と証人に対する告訴は先月12日、東国(トングク)大学のチョ・ウン(社会学/女性教授会代表)教授が、教え子をセクハラした容疑で物議をかもした同大学のA教授から名誉毀損と業務妨害の容疑で告訴されたのが良い例だ。KBS労組幹部のB氏の性暴力事実を公開した100人委員会もやはり、名誉毀損で告訴され、裁判係留中にあり、竹岩(チュクアム)休憩所女性労働者C氏はセクハラの加害者に逆告訴され、拘束されている状態だ。

金ユンドク記者