ソウル警察庁外事課は、高級マンションに偽のブランドバックや衣類などを陳列し、日本人観光客に販売した容疑（商標法違反）で販売業者のアン某（39）容疑者を拘束し、従業員のチョン某（34）容疑者ら2人とキム某（37/女性）容疑者ら観光ガイド4人を書類送検した。

　警察によると、アン容疑者らは今年3月から最近まで、ソウル・龍山（ヨンサン）区・漢南（ハンナム）洞にある50坪規模のマンションに海外の有名ブランド「シャネル」などの偽のバックや衣類など2000点余を陳列し、観光ガイドの案内で訪れた日本人観光客に3000点余（時価2億ウォン相当）を販売した疑い。

　調べによると、アン容疑者らは営業場所が外部に漏れるのを恐れ、日本人観光客だけを相手にしていた。また、キム容疑者ら観光ガイドに売上げの30％をあっ旋料として支払っていたという。