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進む軍拡 原子力潜水艦開発

朝鮮日報 2004/01/26 07:08

韓国、原子力推進潜水艦開発へ

韓国の原子力潜水艦建造計画

 韓日両国間で独(トク)島をめぐる神経戦が続き、日本国内で核武装の主張が浮上している中、軍当局が日本や中国など周辺国の安保脅威に対処するため、4000級の原子力推進潜水艦数隻を2012年以降に実践配備する方案を秘密裏に積極的に検討していることが分かった。

 原子力推進潜水艦は小型の原子炉を搭載し原子力で動く潜水艦で、ディーゼル電池で動く通常の潜水艦に比べはるかに長時間、潜航することができ、空母に勝るほどの戦略的意味を持つ戦略兵器だ。

 また、原子力発電所のように低濃縮核燃料を使用するため、韓半島非核化宣言にも違背しない。

 政府の某高位関係者は25日、「国防部と海軍が、昨年5月から原子力推進潜水艦の独自建造を積極的に検討していると聞いている」とし、「これは統一以降の周辺強大の安保脅威の中、独自的な生存権を確保するための、自主国防努力の一環」と説明した。

 海軍はこのため、昨年6月、30人余の○○○事業団を設置、具体的な設計および建造事業の推進に拍車をかけていると伝えられた。

 軍当局は今年から2006年まで概念設計作業を終えた後、2007年から建造に着手、2012年から2〜3年間隔で数隻を実践配備する方案を検討している。

ユ・ヨンウォン記者 >kysu@chosun.com

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