中央日報 2004.04.04 17:15
北朝鮮「韓国では親北連共勢力が優勢」
北朝鮮が労働党幹部を対象に「南朝鮮では、反共保守勢力に比べて、親北連共勢力の力が優位にある」と教育してきたことを表す内部資料が公開された。
韓国発展研究院(理事長、安武赫)が4日入手した「南朝鮮で大きな変化」(03年9月、労働党出版社)という文書は、「われわれの思想に共感し、同調した勢力は少数だったが、いまは逆転している」とし「反共保守勢力が押し出され、進歩運動勢力が強まって主流となった」と指摘した。
文書はまた「あらゆる変化は、偉大な将軍様(金正日総書記)が南朝鮮で進歩勢力の活動空間を広め、ごく少数の反共保守分子を徹底的に孤立させた結果だ」と主張した。
李永鐘(イ・ヨンジョン)記者 < yjlee@joongang.co.kr >
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