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韓国に媚びる日本人:随筆家 岡部伊都子

中央日報 2001.04.11 17:44

「歪曲に謝罪」日本人女性学者の岡部さんが著書を寄贈

 「日本にも、先祖の蛮行を反省する知識人と、恥ずかしい歴史を偽りなく扱った本があるという事実を、韓国の学生たちに知ってもらいたいと思います」−−。

 日本の元老女性学者、岡部伊都子(79)さんが歴史教科書歪曲に対する懺悔の意味で、自身が著した従軍慰安婦と女性学関連の本を韓国に送った。

 韓国と台湾などアジア国家の従軍慰安婦問題を主題として著した19巻を、先月31日、国際郵便で梨花(イファ)女子大学図書館に寄贈した。その中で『朱い文箱から』『生きるこだま』など従軍慰安婦問題を扱った本のカバーの後ろには黒い文字で「謹弔」と書いて謝罪の意味を浮オた。

 岡部さんは日本右翼団体らが太平洋戦争をアジア解放戦争だと主張し、韓国併合、植民地支配、従軍慰安婦問題に対する一方的主張を含んだ歴史教科書を作ったことを謝罪するため、図書寄贈を決心したと明らかにした。

大阪出身の岡部さんは伝統文化や環境問題、女性と少数民族に対する差別などを主題に約110編の著書を出している。

洪宙妍(ホン・ジュヨン)記者 < jdream@joongang.co.kr >