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国家のブランド価値

中央日報 2004.11.10 18:42

「コリア」のブランド価値、下り坂へ

 「コリア」というブランドの価値が日々落ちている。産業政策研究院が10日伝えたところによると、経済協力開発機構(OECD)の加盟諸国26カ国を含め計36カ国を対象に調べたところ、韓国のブランド価値は今年3737億ドル(約40兆円)で、第12位になった。これは、2002年(16カ国のうち第9位)と昨年(33カ国のうち第10位)に比べて下落したもの。

 産業政策研究院のハ・スンギョン研究員は「ブランド価値の下落は、今年から調査対象に含まれた香港に押されたうえ、02年のサッカー・ワールドカップ大会以降、国家ブランドについての心理的な親近感が減ったため」と説明した。国家のブランド価値は、米国が3兆2188億ドルで、首位を守った。続いて、ドイツと日本がそれぞれ1兆7517億ドル、1兆775億ドルで、2、3位だった。

 国家ブランドとは、ある国家またはその国民について、他国の人々が持っているイメージ。韓国内企業のブランド価値は、三星(サムスン)電子が前年比約3兆ウォン(約3000億円)増の21兆7796億ウォンで、3年連続のトップになった。その次は、SKテレコム(8兆1935億ウォン)、現代(ヒョンデ)自動車(6兆5013億ウォン)、KT(旧韓国通信、5兆4640億ウォン)、LG電子(3兆1845億ウォン)など。

 個人ブランドの部門で、運動選手には、朴賛浩(パク・チャンホ)とパク・セ、リが、俳優には朴辛良(パク・シンヤン)と全智賢(チョン・ジヒョン)が、歌手はピ(Rain)とBoAがトップだった。

許貴植(ホ・クィシック)記者 < ksline@joongang.co.kr >

東亜日報 MAY 27, 2005 03:28

韓国の国家ブランドパワー、11ヵ国のうち9位

韓国のブランドパワーは、世界主要輸出国11国のうち第9位で最下位に分類された。

英国の国家ブランド調査機関「アンホールドGMI」が最近、韓国をはじめ米国・英国・ドイツ・イタリア・スウェーデン・中国・インド・日本・トルコ・ロシアなど11ヵ国のブランドパワーを調べたところ、韓国はアジア国家の中国よりも下で、なんとかロシア・トルコだけを抜いた。第1位はスウェーデンが占め、英国(第2位)、イタリア(第3位)、ドイツ・米国(4位タイ)を抜いた。

世界各国の消費者1万人を対象に政治・輸出・投資・文化・国民・観光の6項目に分けて行われた今回の調査で、韓国は、観光・文化・国民の項目などでとくに低い点数をとった。韓国が観光項目で最下位になったのは、韓国の観光資源が不足しているせいもあるが、外国人が韓国旅行について「危険な(risky)」所として考えているところにも原因があることが分かった。

これは、消費者が韓国と北朝鮮をきちんと区別できずにいるためで、そうした認識は、政治項目(8位)にもそのまま反映され、回答者の相当数が韓国を「危険な(dangerous)」「邪悪だ(sinister)」と見なした。報告書は、このように混乱している現象について「非常に意外な結果(mot surprising result)」だと指摘した。調査結果の詳細は、www.nationbrandindex.comで見ることができる。

参考
 Nation Brands Index  2005年5月のプレスリリース