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造船業界

朝鮮日報 2004/11/07 18:02

「造船業界最大ライバルの日本が最大顧客に」

 最大のライバルが最大の顧客に変身した。

 現代(ヒョンデ)重工業は7日、「世界最大のコンテナ運航船社である日本の日本郵船から4900TEU(TEUは全長20フィートのコンテナの大きさ)級のコンテナ船8隻を5億7000万ドル(約6800億ウォン)で受注した」と明らかにした。

 これを受け、現代重工業は今年、造船業界最大のライバルである日本からだけで、造船受注量全体(99隻、80億ドル相当)の20%を超える計22隻、18億ドル相当の受注を記録した。

 世界第2位の造船強国である日本が、現代重工業の受注量において欧州連合を除いた単一国家として最大顧客となったのである。

 昨年は現代重工業の受注量125隻中、日本からの受注量は11隻(9%)だったが、今年は2倍に増えた。現代重工業の?観洪(ユ・グァンホン)社長は「日本が韓国に造船受注をするのは極めて異例のことであり、これは韓国の技術力をそれだけ認めていることを意味する」と語った。

李仁烈(イ・インヨル)記者 yiyul@chosun.com

朝鮮日報 2005/10/12 15:25

造船業界、史上最大の受注 2年連続で記録更新

 韓国の造船業界が昨年に続き、今年も史上最大の受注記録を更新することが予想される。

 特に今年は原油高の影響で、海洋プラント事業が記録の更新に大きな役割を果たしたことが分かった。現在、大宇(テウ)造船海洋とサムスン重工業は業界2位をめぐる最後の受注競争を繰り広げている。

 11日、関連業界によると、世界1〜3位の造船会社、現代(ヒョンデ)重工業、大宇造船海洋、サムスン重工業は今年の受注実績が300万ドルに迫り、昨年の史上最高受注実績計264億6000万ドルの記録を更新する見込みだ。

 世界1位の造船会社である現代重工業は、昨年の史上最大受注記録を既に更新している。

朝鮮日報 2005/12/20 17:31

韓国造船界、日本をおさえ3年連続受注量世界一へ

 韓国の造船業界が日本を抑え船舶受注で3年連続世界1位になる見通しだ。

 世界的な造船・海運市況分析機関である英クラークソン社は20日、今年11月まで韓国の船舶受注量が1390万トンと集計されたことを明らかにした。

 これは全世界の発注量(3550万トン)の39%にあたるもので、日本(590万トン)と欧州全体(740万トン)の受注量あわせ多額より多い。

 韓国造船工業協会イ・ビョンホ副会長は「メーカーらが平均3年10ヶ月分の注文量をすでに確保しており、高付加価値船舶を受注できる状況であるうえ、来年には原油高の影響でLNG船、超大型タンカーなどの大型発注が予想されている。当分の間は韓国企業の独走が続くだろう」との見方を示した。

中央日報 2006.01.03 17:12:41

韓国造船業が3冠…受注量・受注残高・建造量で世界トップ

 韓国造船業界が受注量・受注残高・建造量など造船建造実績の基準となる3部門で世界トップとなった。昨年1月−9月の集計結果だ。

 造船・海運市況専門分析機関の英ロイド(Lloyd)社によると、この期間、韓国は船舶受注量・受注残高・建造量で2位の日本に大差をつけ、世界1位となった。

 受注量部門で韓国は全世界受注量2916万3000CGT(標準貨物船換算トン数)の39.6%にあたる1153万8000CGTを記録した。 日本は591万9000CGTで2位、欧州連合(EU、508万3000CGT)が3位、中国(384万2000CGT)が4位となった。

 受注残高でも韓国は2位の日本を大きく上回った。 昨年1−9月の全世界受注残高1億70万CGTのうち韓国は3767万6000CGTで37.4%のシェアを記録し、日本(2562万4000CGT)を抑えた。

 韓国は建造量でも全世界建造量(2141万5000CGT)の35.7%に相当する764万CGTで1位となり、日本(631万7000CGT)と中国(298万3000CGT)の追撃を退けた。

 韓国造船工業協会の関係者は「2位の日本との差がさらに開いたうえ、第4四半期の受注実績も悪くなかったため、2005年世界造船3冠王はほぼ確実」とし、「こうした傾向は今年も続くだろう」と予想した。

崔知英(チェ・ジヨン)記者 <choiji@joongang.co.kr>