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汚職:防毒マスクは不良品

「国民防毒マスク」不良品だった

朝鮮日報  2004/10/20 19:05


 戦時および災害に備え、一般国民に防毒マスクを普及する政府の「国民防毒マスク普及事業計画」によって01年に初めて納品された13万4000個余(26億9000万ウォン相当)の防毒マスクが、すべて機械の操作によって性能テストをパスした不良品であることが明らかになった。

 ソウル中央地検特捜2部(南基春(ナム・ギチュン)部長)は20日、このような手口で性能テストをパスした不良防毒マスクをソウル市の25区に納品した疑い(特定経済犯罪加重処罰法の詐欺)で防毒マスクメーカーのサムゴン物産の次長・シム某容疑者を在宅起訴した。

 検察はまた、納品業者の選定過程で便宜を図った見返りとして、同社社長のイ某容疑者から850万ウォンを受け取った疑いで元調達庁事務官のワン某容疑者と、イ容疑者からハンナラ党のある議員の異議申し立てを防ぐよう頼まれ、2000万ウォンを受け取った民主党の元議員補佐官パク某容疑者をイ容疑者とともに在宅起訴した。

 検察側によると、シム容疑者は自社が生産した国民用防毒マスクが一酸化炭素除去基準を満たせず性能テストで次々と不合格になると、3回に渡ってテスト機械に空気を注入して一酸化炭素の濃度を薄め、テストをパスした疑いが持たれている。

 このメーカーの不良防毒マスクは、浄化フィルターを通過する一酸化炭素の量を3分間350ppm以下と定めている国際基準をパスできず、23秒で350ppmの一酸化炭素が通過したという。

 「国民防毒マスク普及事業計画」は97年、内外で大きな事故が相次ぎ、政府が戦時および災害に備えて2010年までに国民防毒マスク506万個(1664億ウォン相当)を普及するという計画で、国政監査などで性能に対する疑問が絶えず提起されていた。

チェ・キョンウン記者 codel@chosun.com

 典型的な政官財癒着の構図。

国民に防毒マスクを普及させようという計画があるとは。
北朝鮮との軍事衝突を現実問題として捉えている分断国家であると再確認させられる。

ただ、こんな命に関わる所で不正を行うとは。