日韓友好のため韓国の新聞を読もう

中国 高句麗問題

朝鮮日報 2004/09/17 20:10

高句麗史、いつまで中国に引きずられるのか

 中国政府(文化部)が主管・発行する月刊誌『中外文化交流』が15日発行した9月号で、「高句麗は中国東北地方で生活した古代の少数民族政権」と、これまでの主張を繰り返した。

 今年8月24日、中国外交部の武大偉副部長が韓国を訪問し、韓国と中国が高句麗史問題の解決に向け、5項目の「口頭了解」に合意したと発表してから22日しか経っていない。

 高句麗史問題で韓中関係が損なわれるのを防ぐため、「中国政府レベルで必要な措置を取って行く」とした合意が嘘であることが明らかになったのだ。懸念したとおりである。

 中国が2002年から政府レベルで「東北工程」という政治プロジェクトを持ち出し、高句麗史を中国の辺境史として組み入れる試みを公然と行ってきたにもかかわらず、事件の本質である東北工程と外交部のホームページの高句麗史削除には何の言及もせず、拘束力のない「口頭了解」で取り繕うことに合意したことがまず間違いだった。

 韓国政府は韓中間の口頭了解に盛り込まれた「中国政府レベルでの必要な措置」について、「中国側が教科書や政府出版物による高句麗史歪曲は、これ以上ないことを明確にした」と解釈したが、これは韓国の希望に過ぎなかったことが判明したのだ。

 政府が本当にそう判断し、こういう結果が出たのなら、それは外交的短見と無能の結果だ。政府も約束が守られないことを知りつつ、一時しのぎでそうした解釈を作り出したのなら、それは国民を欺いたことにほかならない。

 中国の教育部直属の教科書専門出版社である人民教育出版社ホームページの「歴史知識」コーナーでも、高句麗を中国史として記述しており、いつでも教科書を歪曲できる可能性を開いていることが判明した。

 16日、ソウルで開かれた国際学術会議「韓国史の中の高句麗の地位」に参加した韓中以外の3国の学者らも、「中国の歴史書は、高句麗を他者の歴史として記録してきた」とし、中国の主張に無理があることを立証した。

 にもかかわらず、政府はこの厳然たるわれわれの歴史を守ることになぜこうも消極的で、引きずられているのか理解できない。中国の歴史歪曲問題でこうした屈辱を受ける韓国を見ながら、もう一方の韓国の歴史歪曲の当事者である日本は、われわれをどう思うだろうか。

BACK